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自転車通勤をする意味

 もともと自転車通勤をはじめるきっかけとなったのは、アドベンチャーレース。10年程前に、年末NHKの番組で特集をしており知ることに。あまりのスケールの大きさと厳しい内容に、血が滾ったことを今でも覚えている。ここ数年注目されることも多くなったアドベンチャーレースだが、当時はまだ競技人口も少なくメジャーなスポーツではなかった。内容も、走ることはもちろん川を下ったり自転車に乗ったり。埼玉県に住んでいるとはいえ、仕事にほとんどの時間を費やしてしまっていた当時からするとまずできることは自転車スキルを高めること。そこですぐにスポーツ自転車を試乗できる自転車屋を探し、幕張のサイクルテラスに辿り着く。そこで、競技でも使用されるマウンテンバイクを試乗し購入しようとしたところ、店員さんに「どういった場面での利用を考えられてますか?」と聞かれたので、「通勤を自転車でしてみようと思って」と伝えおおよその片道距離を25kmぐらいと伝えると、、、「いやいや、マウンテンバイクでその距離は仕事になりませんよw」と一蹴されてしまう。車生活にどっぷりつかり、まともな運動からも遠ざかって生活習慣も乱れた状態だったためその言葉を受けて「ではどうしたら良いでしょうかね?」と素直にプロからのアドバイスを求めることに。すると、「その距離であればロードバイクですね」と勧められるも街中でほとんどまだ見る機会が無かったロードバイクは操作の不安もあり断ることに。変わってクロスバイクのグレード高めのルイガノ車種を購入。こうして、自転車通勤の旅が始まった。


 ただ、自転車通勤をはじめていく中で当初の目的であるアドベンチャーレースに出場するためのトレーニング的要素からそれ以外にも様々な感情が湧き出てくる。特に痛感したのが「人生のパフォーマンスに大きくプラスになる!」と実感できたこと。もちろん稼ぐ力に直結する仕事のパフォーマンスもそうだが、環境への配慮という面でも大きく貢献できることが自分の充実感を更に高めることになる。そんな中で、この2024年の夏の過去最高を叩き出した以上な暑さも相まって何とかしなければ、、という意識が前にも増して強くなる。環境問題には、中学時代から関心があり自分で勉強したりしていたが今回お伝えしたかったのは【ペロブスカイト太陽電池】という太陽電池技術の話し。太陽電池はシリコン型が主流で、中国の国を上げての取り組みもあり日本はほぼ市場から撤退。中国の一人勝ち状態。結果、自然エネルギーが普及することになっているのでその点は良しとするが可能であれば国産の自然エネルギー産業から生み出された商品を使用したいと常々思っていた。そこで、これから数年で普及していくであろうペロブスカイト太陽電池の本を読む機会があり日本にもまだ可能性があることを知り応援している。市場に出てくるようになれば、自分自身でも使用したいしできれば仕事として日本をはじめ世界の市場で売りまくりたい、みんなにも知ってもらいたいという技術・産業である。

自転車通勤は、環境にも配慮できることそれが続けていく意味の一つにもなっている。この地球を次の世代にも繋げていくために生きているうちにできることはやっておきたい。

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空気入れの重要性

 私の自転車通勤スタイルとしては、土日祝日以外で天候に問題がなければ基本的に自転車にて通勤をしている。片道25kmの距離をだいたい一カ月で多い月は20日、少ない時でも10日以上は走る。平均すると15日程度になるので単純に往復50km×15日で計算すると月750km程度走行していることになる。そこで重要になってくるのは、空気圧。とにかくパンクをしてしまうと状況にもよるがかなりのロスが発生するし場合によっては自転車を一旦置いて電車で移動する必要さえでてくる。自転車通勤において大敵であるパンクの確率を限りなく下げておく必要がある。空気圧はその役割を大いに果たしてくれるとともに余計な力を使わなくて済む自転車のコンディション作りとしてもマストである。私の場合は、毎週頭、ほとんどは月曜日になるのだがチェーンの油さしと空気圧の確認、空気入れは必ず行うようにしている。走行距離が1週間で250kmに及ぶこともあるので1週間の間隔でチェックしても空気圧が下がっているのが当たり前となる。

 しかし、つい先日10年弱つかっていた空気入れが空気を入れようとすると妙な音がして気づくと全て空気が抜けてしまっているのだ。ちなみに、一度部品を交換して何とか永らえてきていたのだが今回の状態はおそらく修理ではなく買い替えになりそう。スポーツバイクに乗り始めた約10年前に、幕張新都心のららぽーと内にあるサイクルテラスでルイガノのRSⅢと同時購入した一品だっただけに良く頑張ってくれたというべきなのか。。普段、自転車グッズをあまり細かくチェックすることはないので現在、空気入れについて店舗での実物確認とネットで両側面から確認中。ネット購入だと運搬の手間が運送会社に発生するし、温室効果ガスも発生させてしまうのでなるべく店舗で自分で購入したいと考えている。ただ、同じ商品でも金額に大きな違いがあったりすることも多々あるのでそこは悩みどころである。

 そして、今回もう一つお伝えしたいのが近隣自転車店の自転車のアキについて。(今回利用したのは東所沢店、星野宮店も利用したことあるがスタッフさんにもよるのだと思うがこちらは比較的しっかり諸々対応してくれる)所沢市民であれば利用したことがある方も多いかと思うこの店まで自宅から約1.7km。空気入れが壊れた日、前輪の空気圧がほぼ全て抜けてしまったので暑い中自転車を押しながらお店まで向かう。そこで衝撃の事実が!何と空気入れが1回3分100円と書いてあるではないか。車の空気圧ならまだしも、未だに空気入れでお金を取っている店舗があるとは驚きだった。東京の世田谷エリアで仕事をしていて、自転車店に立ち寄ることも多いが集客できている店ほどそんなところでお金を取ったりはしていない。更に驚くことに渋々お金を入れて空気を入れようとしたところ、うまく空気が入らない。そこで店員さんに声をかけたところ「あ~これ、たまに接触の問題で空気がうまくでないんですよね~」。。。自転車のアキさん、地域に自転車店は必要ですしこれからも存続し続けて欲しいと願っています。ただ、以前から違和感を感じていますがこんなことをやってるとスタッフも定着しないし地域のお客さんも離れていってしまう。あさひ自転車で、こんな対応をされることは少なくともない。改善されていくことを願いますが、私が利用することは今後ほとんど無くなるでしょう。

 話しは少し逸れましたが、自転車乗り、特に中距離の自転車通勤者にとって空気入れは必須アイテムであり是非一家に一台常備して欲しい。そして快適な自転車通勤ライフを実現し一日に豊かさをもたらして欲しい、そんなことを願う今日この頃。

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長距離自転車通勤

 ここ5年近くは、勤務地が変わっておらず埼玉県所沢市から世田谷区の経堂・桜上水エリアへの通勤となっている。距離は約25kmで、行きと帰りで多少走行時間は変わるものの1時間10分から1時間30分程度の移動となる。この距離に慣れているとたまに来る別の場所への出勤が長距離と感じる場面もある。昨日は、研修が勤務場所とは別であり最寄駅だと「馬喰横山」のエリア。Googleの自転車走行ルートを調べると約35km。いつもは、25kmの片道なので遠いと感じてしまうが何とか行ける距離。ルートを事前に作成し行ってみることに。目標タイムは2時間、車で走行した道も含めると初めて通るような道はほぼないルートで作成。ちなみに、自転車走行でルートを作成する際は

①住宅街は最初は避ける(慣れてきてから少しずつ開拓)

②片側2車線の国道など、大きい道もなるべく避ける

③曲がるポイントは事前に調べる(交差点名がベスト、建物等でも視認できるものであればOK)

ほかにも細かい条件等はつけていくのだが、大まかにはこんな感じ。住宅街は避け、2車線道路も避けるとなると片側1車線がメインになる。何故このタイプの道を選ぶかというと、危険をなるべく回避しつつ時間も担保したいから。住宅街は、距離を短くできるルートが作成できることも多いけれど予想外の飛び出しや道に迷うリスクも増える。片側2車線道路は、右側から車線変更してくる車両も気にする必要があり車やバイクの走行スピードが他の車道より速いケースも多い。あとは、大型車両が多いと横を通過される際は脇を抜けていくタイミングで事故のリスクも高まる。ルートから全くはずしてしまうということではないが、他の代替案が作れるのであれば極力片側1車線道路でのルート作成が私は気に入っている。いわゆる県道を走ることにほぼなるわけだ。まずは、家の近隣で県道を走っていくとどんどん移動範囲での道がつながっていき結果、安全で最短なルートが作れるようになっていく。ちなみに今回の馬喰横山までのルートだが、Googloで表示された道はいわゆる王道。2車線道路もガンガン出てくる(国道463や国道254など)。行きについては、国道463は使用しない、旧463といわれる道を使用し国道254についてもギリギリまで使用せずに並走している県道で走行。板橋区の成増駅前で本線に合流してしまうのですが、そこからは比較的危険度も下がるエリアなので池袋手前まで国道254を利用。環八・環七を悠々とクリアし、埼京線を過ぎ山手線を目の前にやっと左折。本来、車であれば陸橋を越えて文京区にそのまま入っていけるのだが自転車で陸橋へ侵入するのはかなり危険でお勧めはしない。環状線についても基本的には禁止行為となっているはず。その後は、大塚駅を抜けて丸の内線の外側を並走。(実際には地下鉄なので見えない)そしてそのまま走行していると人工物ではあるが絶景がやってくる。後楽園エリアで、東京ドームが目の前に出てくるのだ!車から見る景色とはまた違いかなり壮観である。ただ実際これらの景色や、秋に入った天候でサイクリング気分になり仕事の目的地への到着が遅れ休むことになってしまうのだが、そこはご愛敬。その後、水道橋を左折して御茶ノ水を抜けて万世橋を通過。いつの間にか秋葉原、寄り道したい欲望を抑えつつ更に先へ。岩本町交差点で、出発してからはじめて時計を見ると時間に間に合わないことが発覚。遅刻してもよかったのだが、天気も良かったのでそのまま帰ってゆっくりすることに。

 帰りは、靖国通り・青梅街道とシンプルルートで帰宅するも。往復70kmの旅で、ほぼ休憩していなかったこともあり中野過ぎた辺りから足に疲れがではじめる。何とか自宅に到着、楽しい走行となったが今度はしっかり休みを事前にとって色々寄り道しながら楽しみたい。自転車通勤を普及させ、首都圏の温暖化から地球の温暖化を抑止していく取り組みをしているが自転車そのものの可能性をいつも以上に感じる一日となった。レジャーでも是非、自転車をもっと活用していきたい。

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自転車走行中の事故

 今年のGW前、3年ぶりぐらいに事故を起こしてしまった。起こしてしまったと言っても、車道を逆走する中学生男子3人組の一人に接触したのだが。。当時の状況は、緩やかな登り坂で信号待ち、青になったので進み始めると反対車線から勢いよく自転車が横切ってきたところまでは確認。まさか歩道に入らずに車道を逆走。縦に並んで3台走っていることに気づかず2台はかわせたものの、3台目が無灯火で前の自転車の死角から急に膨らんできたこともありかわし切れず左のハンドルと相手のハンドル右側が接触、お互いに転倒。こちらは、気づいた時には左手甲が腫れあがり血がぽたぽた垂れるぐらい怪我。相手は、強めの打撲で立ち上がれない状態だったので救急車を要請。他の男子2名は使えないので帰す。すると救急車が来て直後、中学生男子の母親らしきものが自転車にて到着し取り乱した様子で「大丈夫?怪我してない?」などと繰り返しこちらには目もくれない。状況がわかっていないとはいえ、母の息子に対する過剰な愛情を感じつつこの親にあって子ありと感じてします。結局、私が全て状況を警察にも説明し、怪我をしていたこともあり加害者と同じ病院へ運ばれ治療。ぱっくり切れていたので、縫合を覚悟していたが医療用テープを張るだけで完了。今は、ちょっとした切り傷は縫わないらしい。病院で少し落ち着いてから、自分の息子に非があると理解したようで、やっと母親から謝罪。ただ、中学生男子に安全走行を求めても無理な話しだと感じながら自分の回避能力を高めていく必要性も改めて痛感。

 この事故で一番のダメージは、カーボンフレームにヒビが入り結局約3カ月自分の自転車に乗れなかったこと。事故など想定していないので、新しい自転車購入予定もなくいざ自転車を探してみてもしっくりくる車体とは出会えず。(100万近くする自転車ならいくつか良いものがあったが、、)最終的には、カーボンフレームジャパンという愛知県の会社に修理をしてもらい、その間1か月ロードバイクのサブスクを本厚木の会社で。フレームを郵送する際に、自分でばらせないこともありバイクプラスに依頼。全てひっくるめると10万以上の実費。相手方の保険は、ソニー損保だったが経年劣化で補償額が著しく低く見積もられ「本来は購入価格の1割しか出ませんが、お客様も愛着があるかと思いますので今回は3割負担とさせて頂きます。」と特別感を演習する決まったテンプレで畳みかけてきた。戦うのもバカらしいので、折れたもののソニー損保は仕事でも自分の保険でも一生使わないことが確定。今後、保険の話しが出るたびに酷評されるのは言うまでもない。これまで、SBI損保に自分自身は長くお世話になっており一度も結局使っていないのだが実際加害者に仮になった場合どんな対応をしているか少し知りたい気分になった。各損保も、当然払いが少なく実入りが多くないとやっていけないのは理解できるのだが何とも複雑な気分である。

 今回の教訓として、やはり事故を起こさないことが自転車通勤の第一前提であり健康と車体の安全が保たれていての快適ライフだと痛感。まだまだ、社会的にもルールが浸透しきってはいないが、これからも自転車通勤普及のために自分自身の行動や経験をもとに尽力し日本ひいては地球の温暖化抑止に貢献していきたい。

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偽善者

 交差点近くの直線道路で、歩行者2名が車道を横切ろうとしており1名は既に道路中応部辺りでもう1名はこれから渡ろうと。その歩行者の横を通り際に「信号無視~」と嫌なトーンで明らかにこちら目掛けて発していた。あまりに予想外の言葉と展開にすぐには判断できず、数秒経ってから「さっきの自分に言ってたのか」と気づき一時停車。後ろを振り向いた時には、二人とも反対側の歩道へ渡っていた。戻ってその発言をした歩行者のおばさん?に「何が信号無視なのかな?」と聞きたいところだったが時間があまりなく危険だったので距離はあったがその場から「誰が信号無視だって?」と聞くと遠くてしっかり聞き取れなかったがこちらと視線はあってたので何か不満をこちらにぶつけてた模様。その時は、当然信号無視などしていない訳だがどんな状況だったか切り取って確認してみる。

 私は、交差点を左折してきてその後直進。20mぐらいの場所でそのおばさん達とすれ違う。おそらく、その人達から見える信号は赤。確かに赤になっている信号を直進して来ているのであれば信号無視。しっかり状況もわからず視覚で捉えた情報だけで信号無視と判断ししかも自分達は車道を横断し文句まで言い放つ。これは正に偽善者以外の何物でもない。だいたいこのタイプは、話が通じないことがほとんどなのだがそれにしても何もせずにいてしまうと同じようなことを繰り返し他の自転車乗にも迷惑がかかるので必要な対処はその都度する必要がある。横着せずに、20m先の交差点でしっかり横断していればそもそもこの事態は発生していない。年齢を重ねると個々経験値は上がるが、柔軟性が薄れていき「私が正しい」という思い込みが強くなりがちだ。反面教師として、こんな事態に遭遇した時は必要な対応をしてまた通常モードへ切り替えいつも通りパフォーマンスを出していこうと思う今日この頃。

 皆さんも、長い距離を走行しているとこんな事態に遭遇することも出てくると思います。少なくとも交通ルールを守っていれば、自転車側に非があることはそんなに無いはずなのでそのベースは保ちつつ。自転車通勤ライフを楽しんで欲しい。

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自転車通勤ルートのコース取り

 自転車通勤が軌道に乗り、コンディションが整い移動時間も読めるようになってくると起きる現象、、何とか時間短縮できないだろうか。。実際には、いくつかの選択肢があるのだがここではコース取りについて書いていきたい。平均車速を上げていく!何て記事を書いていくと事故遭遇確率が上がってしまうためここでは控えたい。

 ここでのコース取りが何を意味しているか、通勤ルートは同じ道だけどその道の中でどの場所を走るか。とても細かい話になるが、この塵のように小さな事の積み重ねがコンディション・自転車各パーツの寿命・仕事のパフォーマンスに少なからず影響しているので是非頭の片隅に置いて欲しい。例えば、通常の片側1車線の車道は左側走行をすることは当然のことながらその位置についてどこを走るのかについては個人差があるのではないだろうか。道によって、自転車通行帯の路面標示が白い自転車に乗っているものだったり青い矢印だったりいくつか種類があるかと思う。わかり易くそれらの標示がなされている車道であればそれを辿って走るのが正解だろう。しかし、思っている以上にそこそこ速度が出ている状況でその上を走行すると衝撃が来るのもまた事実である。そこで私が取っている走行方法は、標示の少し左側を中心に走行することだ。それによって路面から伝わる衝撃を最小限に抑えることができ股間や手首など影響を受けやすい部位を守ることにもつながる。ただ、リスクとしてはアスファルトの隙間が大抵存在しタイヤが取られる可能性があること。油断しているとバランスを崩して転倒してしまうこともあり得る。歩道側ならまだしも、車道側に転倒しようものなら車との接触で重大事故になりかねない。適度な寄りを推奨するが、少しずつ衝撃の少ない道筋を自分で見つけて走ってみて欲しい。合わせて体幹がしっかり鍛えられていればバランスを取りやすくなるので自転車通勤以外のトレーニングも日々忘れずに取り組んでいこう。

 自転車を追い越す場合は、できれば1.5mぐらい幅を取って追い越したいところだが車が追い越しを待ってくれるとも限らないので相手に不快感を与えない距離感で追い越すのが理想。前段階として、右後ろの目視・手信号・前方走行車の進路をしっかり確認した上で追い越す。特に前方走行車(この場合は自転車を指す)が、怪しい動きをしていたら減速して様子を見たり声をかけてから追い抜くのが良いだろう。なかなかの頻度であることだが、車道をいきなり横断する輩も少なからずいる(若者・高齢者・性別問わずだ)。ほとんどの場合は予備動作があり、予知できるものだが想像以上にスポーツバイクの速度を把握できていないことも相手方に多いことは頭に入れておきたい。

 つい先日、片側通行になり大がかりな工事をしていた東久留米市のエリアを夜の帰り走ってみたら道が一新されていてとてつもなく快適になっていた。何故このように感じるかというと、勾配のある道で蛇行もしていてしかも丁度走行のコースにマンホールやひび割れが多くありとてつもなく走りづらい道だったからだ。では舗装前はどのように走っていたかというと、車道のど真ん中を走っていた。これは決して危険行為ではなく安全を確保するための策であって、たまにニュースなどで見かける輩が車を煽っているような状況とは全く違うことをお伝えしておきたい。勾配にもよるが、下りの道では30kmぐらいもしくはそれ以上の速度で走っていることも多く狭い道で蛇行していて路面コンディションも悪いと事故のリスクが高まり車の運転者にも迷惑をかけることになり兼ねない。そこでとっていた手段である。

 皆さんも、通勤ルートが安定してくるとマンネリ化して安全を損ねる危険性も出てくるので細部を工夫し適度に頭も使いながら快適な自転車通勤ライフを満喫して欲しい。

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自転車通勤と横断歩道

 ある程度の距離を走行すれば、必ず出会うのが横断歩道。車生活が中心になっていたりすると忘れがちですが絶対的歩行者優先の横断歩道。筆者も若いころ、特に車の免許を取り立ての18歳から新社会人になるまでの25歳くれいまでは通学も含めてほぼ全ての移動が車中心と、今考えると何て非効率な生活だろうと感じてしまう生活を送ってました。その頃の感覚からすると「なんで歩行者に道を譲らなければいけないんだよ」何てバカなことを考えてました。これは年齢と共に変化するケースもあれば生活様式の変化で進化しているケースもあると感じます。私は現在44歳ですが年齢とともに考え方がまとも?になっていき自分や他者への安全に対する意識が進化してきた、現在もしていると感じます。例えば、40代よりも20代の方が自動車保険が高いことでもわかるように統計的には安全意識は年齢と共に落ち着いていくのが普通。一方で、先日別の記事で見かけたブラック企業に対する考え方の比喩で「ヒトラーやスターリンが死ぬまで独裁者だったように、オーナー企業で中小企業の社長の多くは死ぬまで考え方変わらないとことがほとんど。すぐに逃げ出した方が良い」という話しである。これを自転車の運転その他、車両の運転に置き換えると「年齢と共に安全意識が統計的に変化する一方、全く変わらない層も一定数存在し続ける」ということ。

 死んでしまったり、相手を傷つけてしまっては元も子もないので自転車通勤者には当たり前に横断歩道について歩行者優先を徹底して欲しいと切に願う。この記事を見て「歩行者いるのに譲らないことあるな~」と感じた人は、今日から意識の中に横断歩道は歩行者優先と唱え通勤ルート上の横断歩道は常に歩行者がいないか目視しつつ運転しましょう。もう1点ここで、声を大にして伝えたいのが「自転車は車両であり歩行者ではない!」ということ。横断歩道待ちで、自転車にまたがり待っていてそのまま通過すると、「何でこいつ止まらんねん!」という顔をしてくる輩がいます。冷静に考えてみましょう。自転車は車両です。横断歩道を渡る際は、降車して歩行しない限りはただの車両として道を横断しているだけなのです。車両としての自転車状態で、道を譲りはじめるとそれが当たり前になり事故のもととなるのでここは自転車通勤の方々は肝に銘じて頂きたい。その上で更に言わせてもらうと、アシスト自転車で且つ子供を同乗させるタイプの自転車が降車せずに横断待ちしている場合は例外として欲しい。これは経験者にはわかると思いますが、アシスト自転車はペダルを回していない状態で動かすのがとても大変、とにかく重い!ということ。更に小さい子供の安全を考えると、これだけは何とか守って上げなければいけないと私は考えています。あとは、高齢者の扱いをどうするか考えることもありますが良く良く考えていくと車と一緒でふら付きが目立つようになったり安定して運転できない状態になったら自転車には乗らず歩くべき。他の人に危険が及ぶし、転倒事故など起こされると介助やその他手配にも他人の力を使う必要が出てくるからだ。免許返納を必要時期になってもなかなかしない人たちがこれに該当すると思うが、高齢者は子供とは違い自分で判断できる知恵を持っているので普通通り車両として捉えることがベストかと。今回のまとめ

①横断歩道は絶対的歩行者優先

②アシスト自転車で子供を乗せるタイプの自転車は例外として譲る

③高齢者は普通通り車両として捉える

これらは、結果として集団社会を生きていく上でトラブルを回避するための行動となるはずである。

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自転車通勤と駐輪場

 自転車通勤をはじめる際、ぶち当たる様々な壁の一つである駐輪場。特に東京の山手線内や近いエリアになるとそもそも駐輪場が無かったり、あったとしても金額が高すぎたりと難しさがあります。

 現在、私が所属している会社は世田谷区にありますが、駅から1km近く離れていることもあり駐輪場は選ばなければ複数あります。たまたま、敷地内に駐輪できるスペースがあり大きい柱に地球掛けをして止めてますがトラブルになったことはありません。外置きなので盗難のリスクがありますが、大きな通りに面しておりそこについてはよほど鍵をしていないとか、見るからに高額な自転車だったり新車でなければ問題ないです。理想としては、お金をかけない・安全安心・仕事場から近いである。ここで勘違いしないで欲しいのは、違法駐車は論外。歩道の柵に引っ掛けたりしている自転車を見かけますが短時間ならまだしも目的地で仕事場として駐輪するのであれば数時間は必ず停める必要があるので別の方法を検討しなくてはいけません。できれば、自転車通勤をするタイミングでセットで駐輪場を確保した上でスタートするのが良いでしょう。理解のある会社であれば、オフィスの壁にフックをつけて置かせてくれるなんてこともできてしまいます。スペースは必要ですし、場所によっては仕事の導線上邪魔になることもあるので注意は必要ですが安心・安全は確保できます。有料の駐輪場が近くにある場合は月極契約・もしくは1日ごとの支払いで出勤日数や勤務時間、出社時の出入りなどを勘案して検討してみるのも良いでしょう。私の活動として、自転車通勤を普及させるために会社そのものに自転車通勤への理解と環境を整えてもらうサービスも少しずつ準備しています。

 せっかくの自転車通勤で快適さを手に入れる訳ですから、不要な心配事は無い状態で仕事に臨みパフォーマンスを上げていきましょう!

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自転車通勤50000kmの壁

 自転車通勤を始めておよそ9年目に入るが、今のロードバイクに乗り始めて走行距離がおよそ50000kmを越えたところで色々とガタが出始めた。日々の調整はしているものの、どうしてもパーツごとに寿命があるようでごまかしていたものが今回露わになってしまった。まず異常を感じたのは、ギアがしっかりハマらなくなってきた。特にチェーンホイールの大きい方が、少し強めに力をかけるとすぐにはずれるように。仕方がないので内側の小さいチェーンホイールで走行するもそれでも力加減によってはうまく力が伝わらない。

2つ目が後輪ブレーキ。これも異常なまでの握りの深さ。ブレーキシューを良く見て見ると、タイヤにほぼくっついている状態。ブレーキを少しかけながら走っているようなものでさすがに走りの快適性も損なわれる。そこで最近お世話になっているアサヒ自転車に持込み、事情を説明して故障箇所を確認してもらう。そこですぐに言われたのが「色々寿命が近づいてますね」。。わかってはいたものの、恐る恐る詳細を聞いていくとまず①チェーンホイールの外側の歯が尖りすぎている②チェーンが伸びている③リアブレーキがほぼ故障。他にも細かい箇所について修理を勧められたが走りに大きく支障が出る箇所のみ修理の依頼をして一旦帰宅。必要なパーツのみ発注してもらい、チェーンについては自分で発注して持込みさせてもらった。近所の某スポーツバイク専門店では持込みでの作業をしてくれず且つ工賃やパーツ代金が高すぎるため利用を辞めたがアサヒ自転車は現時点で持込みありなので余計なお金を払わなくて済む。

 チェーンホイールとリアブレーキを発注してもらい、到着連絡もらったのでチェーンを持参して持込。早速作業に入ってもらう。ただ、平日持込みにも関わらず4時間以上経過しても連絡こないので電話。「予定箇所は交換完了したのですが、変速機もしくはプーリーがもう壊れる寸前です」プーリー?細かい箇所については詳しくないので変速機ぐらいしかピンと来ずとにかくもう一度店に戻ることに。そこでどんな状況か改めて説明してもらったが確かにプーリーと言われる小さな部位がカタついており低いギアになると回らなくなってしまうことも確認。ただ、自転車通勤での使用ギアがほぼ決まっていてそこからは外れているギアだったため一回持ち帰ることに。

 チェーンリング、チェーン、リアブレーキとそれに伴うバーテープの交換。新車とまではいかないがなんだか新しい自転車に乗ったような感覚。あとはプーリーの影響が走りにどう出るか。まだ走っていないため結局すぐに交換、何てこともあり得る。なんやかんやで3万ちょっとかかってしまったが内容を考えれば納得。50000km走行できたことも加味すれば上々か。

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自転車走行における重心位置

 自転車通勤において、あまり意識されない方も多い重心位置。しかし、意識と実践で走行の快適さや体への負担も軽減できるので今回はその点少し解説していきます。

 まず、自転車走行でどこに力をかけるべきか。ペダルの軸を中心として地面に垂直に力をかけることが大切です。私の場合は、走行距離が長くなってくると疲れが出てきて重心が前(ハンドル)に傾く癖があり、それもあって冬場に装着しているグローブの親指部分の先端が両手とも裂けて穴が開いていますw。もちろんハンドルの握り方も影響してますが明らかにハンドルへの重心がかかりすぎて親指に力がかかりすぎている証拠です。反対に、後ろに重心が傾いている方もいると聞くことがあります。これは、座り位置や上りや下りなど平面走行でない時に起こりやすいように思います。中級者以上になってくれば、重心を敢えて動かして走行するテクニックも出てくるようですが、まずは地面に対してペダル軸に垂直を意識して走行してみましょう。

 あとは、ペダルを360°回転させる際0°から45°のタイミングで踏み込むことを意識すると無駄な力を使わずにしっかり必要な力がペダルに伝わるようになるのでそこも気にしてみると快適走行に繋がります。

 正しく乗車できれば、それだけ体の不調を遠ざけることができるのでもし部分的な不調がある場合は自分の癖がある可能性が高いので医者にかかる前に自分でできることを試して体の調子も合わせて整えていきましょう。特に走行へ直接影響が出てしまう部位(腰、膝、足首、手首、股関節)などは不調がある状態では満足に走れないことも多く更なる怪我につながることもあるので無理に走行せずに調整しつつ整えていく視点が必要です。筋肉痛であれば大きな問題ではありませんが、関節痛は何か不自然な負荷がかかっているから痛みがでるケースがほとんどなので走り方を調整するだけでその悩みも解消できるはずです。