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自転車走行における重心位置

 自転車通勤において、あまり意識されない方も多い重心位置。しかし、意識と実践で走行の快適さや体への負担も軽減できるので今回はその点少し解説していきます。

 まず、自転車走行でどこに力をかけるべきか。ペダルの軸を中心として地面に垂直に力をかけることが大切です。私の場合は、走行距離が長くなってくると疲れが出てきて重心が前(ハンドル)に傾く癖があり、それもあって冬場に装着しているグローブの親指部分の先端が両手とも裂けて穴が開いていますw。もちろんハンドルの握り方も影響してますが明らかにハンドルへの重心がかかりすぎて親指に力がかかりすぎている証拠です。反対に、後ろに重心が傾いている方もいると聞くことがあります。これは、座り位置や上りや下りなど平面走行でない時に起こりやすいように思います。中級者以上になってくれば、重心を敢えて動かして走行するテクニックも出てくるようですが、まずは地面に対してペダル軸に垂直を意識して走行してみましょう。

 あとは、ペダルを360°回転させる際0°から45°のタイミングで踏み込むことを意識すると無駄な力を使わずにしっかり必要な力がペダルに伝わるようになるのでそこも気にしてみると快適走行に繋がります。

 正しく乗車できれば、それだけ体の不調を遠ざけることができるのでもし部分的な不調がある場合は自分の癖がある可能性が高いので医者にかかる前に自分でできることを試して体の調子も合わせて整えていきましょう。特に走行へ直接影響が出てしまう部位(腰、膝、足首、手首、股関節)などは不調がある状態では満足に走れないことも多く更なる怪我につながることもあるので無理に走行せずに調整しつつ整えていく視点が必要です。筋肉痛であれば大きな問題ではありませんが、関節痛は何か不自然な負荷がかかっているから痛みがでるケースがほとんどなので走り方を調整するだけでその悩みも解消できるはずです。

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