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自転車通勤と自転車保険

 以前は、ほとんど注目されていなかった自転車保険。しかし、重大事故が数多く発生し個人での賠償金が高額になったりとメディアでも取り上げられ法律も変わったことで自転車通勤者も意識が少なからず変化。

 今では、ほとんどの人が自転車保険に加入している(はず。。)。特に埼玉県民の私にとっては、法律が施行されたことは大歓迎。それを理由に車の保険を見直すまでに至ったことを覚えている。

 ただ、自転車保険に入る決定的な出来事が30代後半に訪れる。確か38歳辺りの、ロードバイクに乗り始めて1年~2年経過した通勤帰り。

 当時は、22時頃に職場を出ることが普通で帰宅すると0時を回るなんてこともたまにある生活スタイル。今思うと何て生産性の低いことをしていたのかと、恥ずかしくなる面もあるが当時はそれでいっぱいいっぱいだった気がする。

 いつもより少し早く帰って子供達を喜ばせようと19時ぐらいに職場を出て、あと20分ぐらいで到着するとルンルンで走っていた新座の交差点。

 右折車線の無い、車通りもそこまで多くない道路で前方右折待ちの車が停車しておりその脇を抜けて交差点に入った瞬間、対向から右折してきた中型?アメリカンバイクらしきものにはねられてしまった。

 こちらからは、視界に入っていたものの向こうは接触するまで気づかず。事故が起こった後も、「全く見えなかった」などとほざいていたのを記憶している。

 自分は、前輪の横からバイクに接触されタイヤはグニャグニャ。自分も1回転して着地。ただ、左足ふくらはぎにバイクタイヤがあたっていたようで強めの肉離れ。歩くこともできず初めて救急車で運ばれる。

 救いだったのが、その場に居合わせて男性がたまたま自宅から10分程度の距離に住んでいる方で大破した自転車を一旦運んで下さり後日取りに行くことに。

 一方で、事故相手のバイク運転手が任意保険に入っておらずこちらも自転車保険未加入で嫌な思いとかなりの労力を割かれるという事態に陥った。

 もちろん、通院時間のロスや松葉づえでの仕事への影響もあったが何より悪びれることもなく逆切れしてくる事故相手に腹が立ったものの時間が無駄になると思い最低限のやり取りで終わったものの、保険さえ入っていれば。。という思いも強くなった。

 当時、車の保険は東京海上日動に入っており大手で毎月多くの支払いもあったため何とかしてくれると思ったがそこは仕事。自転車に関わる保険に入っていなかったこともあり「弁護士を紹介しますよ」で終了。

 自分の知識の無さが招いたことではあるが、すぐに保険を解約し自動車保険の中に自転車保険も付帯したものを探すことに。且つ埼玉県での条例変更も見越して、家族も保険に含まれるものを探した。

 今は、ほとんどの保険で自転車保険もカバーされるものが増えているようだが当時から現在まで私が加入することになったのはSBI損保。

 ネット保険は初めてだったので不安もあったが、万が一のための保険で基本は事故を起こさない運転を心がけようとそこで決めた。

 これがきっかけで、当時検討していたiDeCoの証券口座もSBI証券で作り今でもお世話になっている。