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自転車通勤をする意味

 もともと自転車通勤をはじめるきっかけとなったのは、アドベンチャーレース。10年程前に、年末NHKの番組で特集をしており知ることに。あまりのスケールの大きさと厳しい内容に、血が滾ったことを今でも覚えている。ここ数年注目されることも多くなったアドベンチャーレースだが、当時はまだ競技人口も少なくメジャーなスポーツではなかった。内容も、走ることはもちろん川を下ったり自転車に乗ったり。埼玉県に住んでいるとはいえ、仕事にほとんどの時間を費やしてしまっていた当時からするとまずできることは自転車スキルを高めること。そこですぐにスポーツ自転車を試乗できる自転車屋を探し、幕張のサイクルテラスに辿り着く。そこで、競技でも使用されるマウンテンバイクを試乗し購入しようとしたところ、店員さんに「どういった場面での利用を考えられてますか?」と聞かれたので、「通勤を自転車でしてみようと思って」と伝えおおよその片道距離を25kmぐらいと伝えると、、、「いやいや、マウンテンバイクでその距離は仕事になりませんよw」と一蹴されてしまう。車生活にどっぷりつかり、まともな運動からも遠ざかって生活習慣も乱れた状態だったためその言葉を受けて「ではどうしたら良いでしょうかね?」と素直にプロからのアドバイスを求めることに。すると、「その距離であればロードバイクですね」と勧められるも街中でほとんどまだ見る機会が無かったロードバイクは操作の不安もあり断ることに。変わってクロスバイクのグレード高めのルイガノ車種を購入。こうして、自転車通勤の旅が始まった。


 ただ、自転車通勤をはじめていく中で当初の目的であるアドベンチャーレースに出場するためのトレーニング的要素からそれ以外にも様々な感情が湧き出てくる。特に痛感したのが「人生のパフォーマンスに大きくプラスになる!」と実感できたこと。もちろん稼ぐ力に直結する仕事のパフォーマンスもそうだが、環境への配慮という面でも大きく貢献できることが自分の充実感を更に高めることになる。そんな中で、この2024年の夏の過去最高を叩き出した以上な暑さも相まって何とかしなければ、、という意識が前にも増して強くなる。環境問題には、中学時代から関心があり自分で勉強したりしていたが今回お伝えしたかったのは【ペロブスカイト太陽電池】という太陽電池技術の話し。太陽電池はシリコン型が主流で、中国の国を上げての取り組みもあり日本はほぼ市場から撤退。中国の一人勝ち状態。結果、自然エネルギーが普及することになっているのでその点は良しとするが可能であれば国産の自然エネルギー産業から生み出された商品を使用したいと常々思っていた。そこで、これから数年で普及していくであろうペロブスカイト太陽電池の本を読む機会があり日本にもまだ可能性があることを知り応援している。市場に出てくるようになれば、自分自身でも使用したいしできれば仕事として日本をはじめ世界の市場で売りまくりたい、みんなにも知ってもらいたいという技術・産業である。

自転車通勤は、環境にも配慮できることそれが続けていく意味の一つにもなっている。この地球を次の世代にも繋げていくために生きているうちにできることはやっておきたい。

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空気入れの重要性

 私の自転車通勤スタイルとしては、土日祝日以外で天候に問題がなければ基本的に自転車にて通勤をしている。片道25kmの距離をだいたい一カ月で多い月は20日、少ない時でも10日以上は走る。平均すると15日程度になるので単純に往復50km×15日で計算すると月750km程度走行していることになる。そこで重要になってくるのは、空気圧。とにかくパンクをしてしまうと状況にもよるがかなりのロスが発生するし場合によっては自転車を一旦置いて電車で移動する必要さえでてくる。自転車通勤において大敵であるパンクの確率を限りなく下げておく必要がある。空気圧はその役割を大いに果たしてくれるとともに余計な力を使わなくて済む自転車のコンディション作りとしてもマストである。私の場合は、毎週頭、ほとんどは月曜日になるのだがチェーンの油さしと空気圧の確認、空気入れは必ず行うようにしている。走行距離が1週間で250kmに及ぶこともあるので1週間の間隔でチェックしても空気圧が下がっているのが当たり前となる。

 しかし、つい先日10年弱つかっていた空気入れが空気を入れようとすると妙な音がして気づくと全て空気が抜けてしまっているのだ。ちなみに、一度部品を交換して何とか永らえてきていたのだが今回の状態はおそらく修理ではなく買い替えになりそう。スポーツバイクに乗り始めた約10年前に、幕張新都心のららぽーと内にあるサイクルテラスでルイガノのRSⅢと同時購入した一品だっただけに良く頑張ってくれたというべきなのか。。普段、自転車グッズをあまり細かくチェックすることはないので現在、空気入れについて店舗での実物確認とネットで両側面から確認中。ネット購入だと運搬の手間が運送会社に発生するし、温室効果ガスも発生させてしまうのでなるべく店舗で自分で購入したいと考えている。ただ、同じ商品でも金額に大きな違いがあったりすることも多々あるのでそこは悩みどころである。

 そして、今回もう一つお伝えしたいのが近隣自転車店の自転車のアキについて。(今回利用したのは東所沢店、星野宮店も利用したことあるがスタッフさんにもよるのだと思うがこちらは比較的しっかり諸々対応してくれる)所沢市民であれば利用したことがある方も多いかと思うこの店まで自宅から約1.7km。空気入れが壊れた日、前輪の空気圧がほぼ全て抜けてしまったので暑い中自転車を押しながらお店まで向かう。そこで衝撃の事実が!何と空気入れが1回3分100円と書いてあるではないか。車の空気圧ならまだしも、未だに空気入れでお金を取っている店舗があるとは驚きだった。東京の世田谷エリアで仕事をしていて、自転車店に立ち寄ることも多いが集客できている店ほどそんなところでお金を取ったりはしていない。更に驚くことに渋々お金を入れて空気を入れようとしたところ、うまく空気が入らない。そこで店員さんに声をかけたところ「あ~これ、たまに接触の問題で空気がうまくでないんですよね~」。。。自転車のアキさん、地域に自転車店は必要ですしこれからも存続し続けて欲しいと願っています。ただ、以前から違和感を感じていますがこんなことをやってるとスタッフも定着しないし地域のお客さんも離れていってしまう。あさひ自転車で、こんな対応をされることは少なくともない。改善されていくことを願いますが、私が利用することは今後ほとんど無くなるでしょう。

 話しは少し逸れましたが、自転車乗り、特に中距離の自転車通勤者にとって空気入れは必須アイテムであり是非一家に一台常備して欲しい。そして快適な自転車通勤ライフを実現し一日に豊かさをもたらして欲しい、そんなことを願う今日この頃。

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長距離自転車通勤

 ここ5年近くは、勤務地が変わっておらず埼玉県所沢市から世田谷区の経堂・桜上水エリアへの通勤となっている。距離は約25kmで、行きと帰りで多少走行時間は変わるものの1時間10分から1時間30分程度の移動となる。この距離に慣れているとたまに来る別の場所への出勤が長距離と感じる場面もある。昨日は、研修が勤務場所とは別であり最寄駅だと「馬喰横山」のエリア。Googleの自転車走行ルートを調べると約35km。いつもは、25kmの片道なので遠いと感じてしまうが何とか行ける距離。ルートを事前に作成し行ってみることに。目標タイムは2時間、車で走行した道も含めると初めて通るような道はほぼないルートで作成。ちなみに、自転車走行でルートを作成する際は

①住宅街は最初は避ける(慣れてきてから少しずつ開拓)

②片側2車線の国道など、大きい道もなるべく避ける

③曲がるポイントは事前に調べる(交差点名がベスト、建物等でも視認できるものであればOK)

ほかにも細かい条件等はつけていくのだが、大まかにはこんな感じ。住宅街は避け、2車線道路も避けるとなると片側1車線がメインになる。何故このタイプの道を選ぶかというと、危険をなるべく回避しつつ時間も担保したいから。住宅街は、距離を短くできるルートが作成できることも多いけれど予想外の飛び出しや道に迷うリスクも増える。片側2車線道路は、右側から車線変更してくる車両も気にする必要があり車やバイクの走行スピードが他の車道より速いケースも多い。あとは、大型車両が多いと横を通過される際は脇を抜けていくタイミングで事故のリスクも高まる。ルートから全くはずしてしまうということではないが、他の代替案が作れるのであれば極力片側1車線道路でのルート作成が私は気に入っている。いわゆる県道を走ることにほぼなるわけだ。まずは、家の近隣で県道を走っていくとどんどん移動範囲での道がつながっていき結果、安全で最短なルートが作れるようになっていく。ちなみに今回の馬喰横山までのルートだが、Googloで表示された道はいわゆる王道。2車線道路もガンガン出てくる(国道463や国道254など)。行きについては、国道463は使用しない、旧463といわれる道を使用し国道254についてもギリギリまで使用せずに並走している県道で走行。板橋区の成増駅前で本線に合流してしまうのですが、そこからは比較的危険度も下がるエリアなので池袋手前まで国道254を利用。環八・環七を悠々とクリアし、埼京線を過ぎ山手線を目の前にやっと左折。本来、車であれば陸橋を越えて文京区にそのまま入っていけるのだが自転車で陸橋へ侵入するのはかなり危険でお勧めはしない。環状線についても基本的には禁止行為となっているはず。その後は、大塚駅を抜けて丸の内線の外側を並走。(実際には地下鉄なので見えない)そしてそのまま走行していると人工物ではあるが絶景がやってくる。後楽園エリアで、東京ドームが目の前に出てくるのだ!車から見る景色とはまた違いかなり壮観である。ただ実際これらの景色や、秋に入った天候でサイクリング気分になり仕事の目的地への到着が遅れ休むことになってしまうのだが、そこはご愛敬。その後、水道橋を左折して御茶ノ水を抜けて万世橋を通過。いつの間にか秋葉原、寄り道したい欲望を抑えつつ更に先へ。岩本町交差点で、出発してからはじめて時計を見ると時間に間に合わないことが発覚。遅刻してもよかったのだが、天気も良かったのでそのまま帰ってゆっくりすることに。

 帰りは、靖国通り・青梅街道とシンプルルートで帰宅するも。往復70kmの旅で、ほぼ休憩していなかったこともあり中野過ぎた辺りから足に疲れがではじめる。何とか自宅に到着、楽しい走行となったが今度はしっかり休みを事前にとって色々寄り道しながら楽しみたい。自転車通勤を普及させ、首都圏の温暖化から地球の温暖化を抑止していく取り組みをしているが自転車そのものの可能性をいつも以上に感じる一日となった。レジャーでも是非、自転車をもっと活用していきたい。

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自転車走行中の事故

 今年のGW前、3年ぶりぐらいに事故を起こしてしまった。起こしてしまったと言っても、車道を逆走する中学生男子3人組の一人に接触したのだが。。当時の状況は、緩やかな登り坂で信号待ち、青になったので進み始めると反対車線から勢いよく自転車が横切ってきたところまでは確認。まさか歩道に入らずに車道を逆走。縦に並んで3台走っていることに気づかず2台はかわせたものの、3台目が無灯火で前の自転車の死角から急に膨らんできたこともありかわし切れず左のハンドルと相手のハンドル右側が接触、お互いに転倒。こちらは、気づいた時には左手甲が腫れあがり血がぽたぽた垂れるぐらい怪我。相手は、強めの打撲で立ち上がれない状態だったので救急車を要請。他の男子2名は使えないので帰す。すると救急車が来て直後、中学生男子の母親らしきものが自転車にて到着し取り乱した様子で「大丈夫?怪我してない?」などと繰り返しこちらには目もくれない。状況がわかっていないとはいえ、母の息子に対する過剰な愛情を感じつつこの親にあって子ありと感じてします。結局、私が全て状況を警察にも説明し、怪我をしていたこともあり加害者と同じ病院へ運ばれ治療。ぱっくり切れていたので、縫合を覚悟していたが医療用テープを張るだけで完了。今は、ちょっとした切り傷は縫わないらしい。病院で少し落ち着いてから、自分の息子に非があると理解したようで、やっと母親から謝罪。ただ、中学生男子に安全走行を求めても無理な話しだと感じながら自分の回避能力を高めていく必要性も改めて痛感。

 この事故で一番のダメージは、カーボンフレームにヒビが入り結局約3カ月自分の自転車に乗れなかったこと。事故など想定していないので、新しい自転車購入予定もなくいざ自転車を探してみてもしっくりくる車体とは出会えず。(100万近くする自転車ならいくつか良いものがあったが、、)最終的には、カーボンフレームジャパンという愛知県の会社に修理をしてもらい、その間1か月ロードバイクのサブスクを本厚木の会社で。フレームを郵送する際に、自分でばらせないこともありバイクプラスに依頼。全てひっくるめると10万以上の実費。相手方の保険は、ソニー損保だったが経年劣化で補償額が著しく低く見積もられ「本来は購入価格の1割しか出ませんが、お客様も愛着があるかと思いますので今回は3割負担とさせて頂きます。」と特別感を演習する決まったテンプレで畳みかけてきた。戦うのもバカらしいので、折れたもののソニー損保は仕事でも自分の保険でも一生使わないことが確定。今後、保険の話しが出るたびに酷評されるのは言うまでもない。これまで、SBI損保に自分自身は長くお世話になっており一度も結局使っていないのだが実際加害者に仮になった場合どんな対応をしているか少し知りたい気分になった。各損保も、当然払いが少なく実入りが多くないとやっていけないのは理解できるのだが何とも複雑な気分である。

 今回の教訓として、やはり事故を起こさないことが自転車通勤の第一前提であり健康と車体の安全が保たれていての快適ライフだと痛感。まだまだ、社会的にもルールが浸透しきってはいないが、これからも自転車通勤普及のために自分自身の行動や経験をもとに尽力し日本ひいては地球の温暖化抑止に貢献していきたい。

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偽善者

 交差点近くの直線道路で、歩行者2名が車道を横切ろうとしており1名は既に道路中応部辺りでもう1名はこれから渡ろうと。その歩行者の横を通り際に「信号無視~」と嫌なトーンで明らかにこちら目掛けて発していた。あまりに予想外の言葉と展開にすぐには判断できず、数秒経ってから「さっきの自分に言ってたのか」と気づき一時停車。後ろを振り向いた時には、二人とも反対側の歩道へ渡っていた。戻ってその発言をした歩行者のおばさん?に「何が信号無視なのかな?」と聞きたいところだったが時間があまりなく危険だったので距離はあったがその場から「誰が信号無視だって?」と聞くと遠くてしっかり聞き取れなかったがこちらと視線はあってたので何か不満をこちらにぶつけてた模様。その時は、当然信号無視などしていない訳だがどんな状況だったか切り取って確認してみる。

 私は、交差点を左折してきてその後直進。20mぐらいの場所でそのおばさん達とすれ違う。おそらく、その人達から見える信号は赤。確かに赤になっている信号を直進して来ているのであれば信号無視。しっかり状況もわからず視覚で捉えた情報だけで信号無視と判断ししかも自分達は車道を横断し文句まで言い放つ。これは正に偽善者以外の何物でもない。だいたいこのタイプは、話が通じないことがほとんどなのだがそれにしても何もせずにいてしまうと同じようなことを繰り返し他の自転車乗にも迷惑がかかるので必要な対処はその都度する必要がある。横着せずに、20m先の交差点でしっかり横断していればそもそもこの事態は発生していない。年齢を重ねると個々経験値は上がるが、柔軟性が薄れていき「私が正しい」という思い込みが強くなりがちだ。反面教師として、こんな事態に遭遇した時は必要な対応をしてまた通常モードへ切り替えいつも通りパフォーマンスを出していこうと思う今日この頃。

 皆さんも、長い距離を走行しているとこんな事態に遭遇することも出てくると思います。少なくとも交通ルールを守っていれば、自転車側に非があることはそんなに無いはずなのでそのベースは保ちつつ。自転車通勤ライフを楽しんで欲しい。